第36回北方圏国際シンポジウムポスター展
2月11日(金)〜28日(月) 会場:紋別市立博物館 9:30〜17:00
油汚染対策と環境保護フォーラム
題 名:世界的に環境問題への取組みが加速している
団体名:オホーツク環境ネット(OEPN)
自然環境を守って行くためには、カーボン・ニュートラル政策やSDGs(持続可能な開発目標)など、さまざまな取組みを加速させていかなければなりません。懸念されている課題や取組みをポスターで表現することが、新しい環境保護への価値観・新たな意識付けの機会になればと考えます。
紋別の海洋情報提供
題 名:「オホーツクとっかりセンターでのアザラシ保護活動」
団体名:オホーツク・ガリンコタワー株式会社
オホーツクとっかりセンターでは野生のアザラシの保護活動を30年以上続けています。これまでにゴマフアザラシ158頭、ワモンアザラシ31頭、クラカケアザラシ12頭、アゴヒゲアザラシ2頭を保護し、そのうち83頭を野生復帰させました。2021年12月27日には、その年の春先に保護した4頭の個体をリリースしました。センターの活動をご紹介いたします。
オホーツク海洋環境保全セミナー
題名 1:地球温暖化を防ぐために -私たちや国の取り組み-
団体名:紋別市市民生活部環境生活課
温室効果ガスは、地球からの熱が逃げすぎないようにする重要な役目を果たしているが、増えすぎると、もともと宇宙に逃げるはずの熱も吸収してしまい気温が上昇し、様々な問題を引き起こしてしまう。温室効果ガスを減らすために、一人ひとりが暮らしの中で取り組むことができることやCO2を減らした認証を売買するJ-クレジット制度、二酸化炭素を大気に放出する前に回収し、地中に閉じ込める技術「CCS」を紹介する。
題名 2:姉妹都市ニューポート市からの報告
集積するプラスチックごみ問題に関してオレゴン州ニューポート市の事例
著者:ライアン・パーカー(ニューポート市議会議員・森林管理者)
姉妹都市ニューポート市の海岸は、海洋のプラスチックが多く集積されている。本ポスターでは、集積された漁業関連具、飲料ペットボトル、建築材、使い捨てプラスチック製品等のプラスチックごみの現状とともに、大型のごみやマイクロプラスチックごみの除去方法を紹介し、将来を見据えた海ごみに対する意見を述べる。
教育シンポジウム中学生の部
団体名:北海道立オホーツク流氷科学センター
参加校:紋別市立紋別中学校、紋別市立潮見中学校、紋別市立渚滑中学校
紋別中学校、潮見中学校、渚滑中学校の紋別市内全3校による総合的な学習の成果を発表する。各学生班がテーマを決め,調べてまとめて各校内で発表。それらの内,各校で選抜した結果が紋別博物館でポスターとして掲示する。
第36回北方圏国際シンポジウムポスター展
2月11日(金)〜28日(月)会場:北海道立オホーツク流氷科学センター 9:00〜17:00
オホーツク~ふるさとの海
題 名:「海洋ごみを知ろう ~プラスチックごみの現状~」
団体名:紋別市産業部水産課
私たちが生活で広く利用されているプラスチックは、様々な形で普及しています。しかし、街なかなどでポイ捨てされたプラスチックごみが、海へ流出することで、海洋ごみは増え続けています。プラスチックごみの実情を知り、考えることにより、一人一人が環境に対する意識を持ち行動するきっかけとなるよう啓発活動の一つとして実施する。
森から海の連環を考えるシンポジウム
題 名:「林業成長産業化地域創出モデル事業の取組」
団体名:網走西部流域森林・林業活性化協議会/紋別市産業部農政林務課
当協議会では、地域の林業・林産業の活性化を図るため、林野庁の公募事業「林業成長産業化地域創出モデル事業」に応募し平成29年~令和3年の事業採択を受けたことから、「付加価値を高めた製材・製品の販売促進」、「林業の新たな価値創造を担う人材の育成」、「森林資源の付加価値化に向けた原木集荷・供給システムの構築」を柱として様々な取組を実施しましたので報告します。
オホーツク地域の暴風雪を考える
題 名:「オホーツク地域の暴風雪を考える」
団体名:網走地方道路防災連絡協議会 事務局
平成27年度より「オホーツク地域の暴風雪を考える」と題して市民公開講座を継続開催しています。これまで講演や交わされた意見などを「そなえる」「おぼえる」「たすけあう」の3カテゴリに分類しポスターとしました。また、コロナ終息後の活動予定も記載しました。管内では、近年大きな自然災害は発生していませんが、「災害は忘れた頃にやってくる」を教訓に今一度、地域防災を考えるきっかけとしてご覧いただければ幸いです。
オホーツク・テロワールシンポジウム2022in 紋別 =HARU(ハル)フォーラム=
未来につなぐオホーツク・ビジョンを語ろう-オホーツクの持続可能性の原点と仕組みづくりを探るー
「本当のオホーツクらしさって何だろう?」
私たちはテロワールという「土地」や「空間」を表すフランス語を借りて、オホーツクの土地や空間がもつ特有の息づかいを活かし、これからの暮らし、産業、食、地域のあり方を再構築していこうと10年以上にわたり活動してきました。私たちはその答えを探ろうと多くの人たちと出会い、また、HARU(ハル)を通しオホーツクに生きる「ヒト」や「コト」、「モノ」を伝えてきました。答えをだすことのむずかしさが、オホーツクらしさなのかしれません。今、時代の大きな風は、確実にオホーツクの可能性に向いて流れていると私たちは確信しています。
今回のシンポジウムでは私たちの活動の原点にもう一度たちかえり、未来につなぐオホーツク・ビジョンと可能性、新たな地域連携の仕組みづくりについて参加者の皆さんとともに探ります。
主 催 一般社団法人オホーツク・テロワール
後 援 紋別市他
協 賛 北方圏国際シンポジウム実行委員会、北海民友新聞社
協 力 北海道大学大学院農学研究院 *遠紋地区市町村観光協会
日 時 2022年2月24日(木)午後1時30分~
場 所 紋別市民会館小ホール 紋別市潮見町1丁目4-3
参加費 無料
プログラム
・13:00 受 付
・13:30 開 会
主催者挨拶 大黒 宏 (オホーツク・テロワール代表理事)
第1部 報告 13:35~13:45
HARU(ハル)を巡る旅(遠軽・滝上編モニターツアー)について
長南進一 (オホーツク・テロワール理事)
第2部 話題提供 13:45~14:15
酪農から見えるテロワール
三谷朋弘 (北海道大学大学院農学研究院)
オホーツクの持続可能性と地域連携に向けた仕組みづくりの課題
大黒 宏 (オホーツク・テロワール代表理事)
第3部 パネル・フォーラム 14:15~16:30
「未来につなぐオホーツク・ビジョンを語ろう」
-オホーツクの持続可能性と新たな地域連携の仕組みづくりにむけてー
パネラー 江面暁人 (江面ファーム代表), 遠藤友宇子 (雄武町議会議員),
遠紋地区観光協会関係者
話題提供者(大黒, 三谷)
閉会行事 16:30~16:35