OSPOR

第40回北方圏国際シンポジウム「オホーツク海と流氷」のご案内

  
  世界の海の10%を覆う流氷は、地球の熱的バランスの大きな要素として大気・海洋大循環の駆動力を生み出しています。オホーツク海は、世界で最も低緯度の凍る海であり、流氷の南限です。毎冬、オホーツク海の60~70%は流氷野となり、私たちの生活にも功罪両面の働きをしています。最近の地球温暖化の影響により北極海の海氷面積は急激に減少し、環境問題としては由々しき事態です。一方で太平洋と欧州を結ぶ「北極海航路」が重要になりましたが、その国際情勢は微妙な状況にあります。
  このように流氷は地球環境のみならず、水産業、農業、工業などの生産活動にも深く関わっています。紋別シンポジウムでは、最新の海氷研究から地球温暖化、環境問題、海洋生物、北極海航路、極地、オホーツク地域の諸問題まで様々な話題を取り上げています。さらに、市民公開講座、子どもシンポジウム等、一般市民が参加できるセッションも開催します。
 多くの皆様のご参加を募り、実り多い交流を深めることを期待します。皆様のご来場をお待ちしております

期 間: 2026年2月15日(日)~18日(水)

      • 2月15日(日):開会式,特別講演,記念レセプション
      • 2月16日(月)〜18日(水):学術分科会,ワークショップ,市民公開講座,子どもシンポジウム他
      • 2月19日(木)〜20日(金):フィールドスタディー

主  催  紋別市
共  催 北海道大学北極域研究センター         
主  管 北方圏国際シンポジウム実行委員会
後  援 国立極地研究所, (国研)海洋研究開発機構, 北海道大学低温科学研究所,
      北見工業大学, 東海大学札幌キャンパス, 東京農業大学オホーツクキャンパス, 東京海洋大学
      北海道大学大学院水産科学研究院, 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター
       東京大学大気海洋研究所, (国研)水産研究・教育機構水産資源研究所
      (国研)宇宙航空研究開発機構, 北極環境研究コンソーシアム
      (一財)リモート・センシング技術センター, (公社)日本雪氷学会,(一社)日本海洋学会
      (公社)日本気象学会, (公社)日本水産学会北海道支部, 国土交通省, 文部科学省, 水産庁
      北海道, 北見市, 網走市, オホーツク町村会, (公社)北海道国際交流・協力総合センター
      (公財)北海道環境財団,国際交流基金,(公財)オホーツク生活文化振興財団
      (公財)札幌国際プラザ, 北海道新聞社,(株)北海民友新聞社
   

.  「開催概要」へ       11月から始めます.       

  

2025北方圏国際シンポジウム および査読誌OSPOR募集のお誘い
Announce of Mombetsu Symposium 2026 and Invitation to submit to OSPOR

OSPOR募集について

  北方圏国際シンポジウム(紋別)に関係の深い皆様、新しくシンポジウム実行委員長となりました大塚夏彦(オホーツク流氷科学センター)です。
  紋別の北方圏国際シンポジウムの情報および査読誌 Okhotsk Sea and Polar Oceans Research (OSPOR) への応募情報をお知らせします。


査読付き論文 OSPOR (Okhotsk Sea and Polar Oceans Research, Vol. 10)

  査読付き論文 OSPOR Vol. 10 を募集します.カメラレディ原稿6頁以内「主に理工学分野」

        • <テーマ>
        • 1) オホーツク海の環境
        • 2) 極地の気象と海洋学
        • 3) 寒冷地工学
        • 4) 北極海航路
        • 5) 地球温暖化と環境変化
        • 6) リモートセンシング
        • 7) 雪、氷、人間の生活
        • 8) オホーツク海と極地海洋に関するその他のトピック

  • ・投稿ジャンルは一般研究のArticle に加えてReview のジャンルがあります。
  • 研究分野のレビューや解説、北方圏国際シンポジウムのWorkshop まとめなども歓迎します。
  • ・申込み締切りは、2025年11月10日(月)※10月31日から変更しました.
  • 投稿案内,原稿様式,テンプレートはこちら  .

投稿を考えている方や可能性のある方は、とりあえず事務局 (momsys(at)okhotsk-mombetsu.jp)、ならびに大塚 (giza1(at)giza-ryuhyo.com) までご一報ください。また周りの研究者や大学院院生にもお勧め下さるとありがたいです。
是非、よろしくお願いします。 委員長:大塚夏彦