第38回北方圏国際シンポジウム「オホーツク海と流氷」
終了のお知らせ
皆様にご参加いただき第38回シンポジウムを無事終了することができました。
今回のシンポジウムは、学術分科会を4年ぶりに対面式を基本として開催することになり、たくさんの皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。
現地参加できない海外から発表について一部をオンラインで行いました。さらに「市民公開講座」、「子どもシンポジウム」、記念レセプションも再開しました。
参加者の皆様には、意見、情報交換、交流を深める機会となって頂けたら幸いです。
次回、第39回シンポジウムは、日程が決まっています。
2025年も皆様のご参加をお待ちしております。
2025年第39回のご案内
第38回北方圏国際シンポジウム「オホーツク海と流氷」のご案内
世界の海の10%を覆う流氷は、地球の熱的バランスの大きな要素として大気・海洋大循環の駆動力を生み出しています。オホーツク海は、世界で最も低緯度の凍る海であり、流氷の南限です。毎冬、オホーツク海の60~70%は流氷野となり、私たちの生活にも功罪両面の働きをしています。さらに最近の地球温暖化の影響により北極海の海氷面積は急激に減少し、環境問題としては由々しき事態です。一方で太平洋と欧州を結ぶ「北極海航路」が重要になりましたが、その国際情勢は微妙な状況にあります。
このように流氷は地球環境のみならず、水産業、農業、工業などの生産活動にも深く関わっています。シンポジウムでは、最新の海氷研究から地球温暖化、環境問題、海洋生物、北極海航路、極地、オホーツク地域の諸問題まで様々な話題を取り上げています。
北方圏国際シンポジウム「オホーツク海と流氷」は、1986年に第1回が開催されて以来、毎年紋別市で開かれていましたが、2021年は新型コロナウィルス感染症拡大防止のため学術分科会は中止となりました。2022年は学術分科会をオンラインで開催し、2023年はオンラインと対面式のハイブリッドで開催しました。今年、2024年は第38回北方圏国際シンポジウムとして学術分科会を4年ぶりに対面式を基本として開催することになりました。さらに「市民公開講座」、「子どもシンポジウム」、記念レセプションも再開しますので、市民の皆様のご来場をお待ちしております。是非、多くの皆様がシンポジウムに参加して、実り多い交流を深めることを期待します。
期 間: 2024年2月18日(日)~21日(水)
2月18日(日):開会式,レセプション
2月19日(月)〜21日(水):
学術分科会,ワークショップ,
ポスターセッション,市民公開講座,子どもシンポジウム他
■ 主 催 紋別市
■ 共 催 北海道大学北極域研究センター
■ 主 管 北方圏国際シンポジウム実行委員会
■ 後 援
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- 国立極地研究所, (国研)海洋研究開発機構, 北海道大学低温科学研究所,
- 北見工業大学, 東海大学札幌キャンパス, 東京農業大学オホーツクキャンパス,
- 東京海洋大学, 北海道大学大学院水産科学研究院,
- 北海道大学北方生物圏フィールド科学センター, 東京大学大気海洋研究所,
- (国研)水産研究・教育機構水産資源研究所, (国研)宇宙航空研究開発機構,
- 北極環境研究コンソーシアム, (一財)リモート・センシング技術センター,
- (公社)日本雪氷学会,日本海洋学会(公社)日本気象学会,
- (公社)日本水産学会北海道支部, 国土交通省, 文部科学省, 水産庁, 北海道,
- 北見市, 網走市, オホーツク町村会,
- (公社)北海道国際交流・協力総合センター,
- (公財)北海道環境財団,, (独法)国際交流基金,
- (公財)オホーツク生活文化振興財団, (公財)札幌国際プラザ
- 北海道新聞社,(株)北海民友新聞社
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第38回のプログラム(日本語)
第38回のプログラム(英語)